炎天下のなか、鬼ごっこと水鉄砲で大白熱!

快晴で天気にも恵まれた2019年6月1日。

今回のTimeの活動は、提携児童養護施設の子ども7名と一緒にレストランでご飯を食べ、公園で思い切り遊んできました!

■活動内容

施設にいる子どもたちを迎えに行き、バスに乗り、サイゼリヤでご飯を食べ、広ーい芝生の公園で鬼ごっこと水鉄砲を満喫してきました。

今回は子供たちが行ったことのない広い公園をチョイスしたかったので、移動時間はいつもより多め。バスの座席では大人と子供が色々な会話をしています。この時間が実は一番関係を深められる時間だったりします。


サイゼリヤに着く頃にはみんなお腹ぺこぺこに。同じ釜の飯ではないけれど、食事を共にすることでまたお互いのことを更によく知れた時間でした。

「フォッカッチャが美味しいよ!あげる!」と自分の好きなものを率先して、スタッフにあげる子も。こういう些細なことに感動して、目頭が熱くなります…。


公園に着いたら早速こおり鬼!

みんなで思いっきり遊べることから、前回の活動で子どもたちからも職員さんからも大好評だったこおり鬼。

前回は他に子どもたちもいたし、砂利の公園でしたが、今回は広ーい芝生で周囲には誰もいない、いわば最高の環境。今回からは鬼はたすきを身につけることで、鬼が判別しやすくなりました。こおり鬼もかつてない盛り上がりを見せます。

子どもにせがまれるまま、おんぶした状態でこおり鬼に参戦する大人も。翌日は寝込んでいたようです。笑

大人も子どもも疲れたら、お菓子休憩。

お菓子は、メントスやカントリーマアムを子どもたち一人ひとりに袋へ入れてプレゼントしました。


その後は今回のために買ってきた水鉄砲で遊びました。

これも広い公園だからこそ誰を気にすることもなく打ち合いができました。快晴のもと、こおり鬼で火照った体を水鉄砲で冷やします。きもちいいー!!

みんなで同じ遊びをすることで一体感を感じ、誰も仲間はずれになることなく、あっという間に帰りの時間。急いでバスに飛び乗ることとなりました。

今回も大きなトラブルなく、無事に活動を終えることができました。

■「チーム制度」の試み

前回の活動でペアリング制度(子ども一人に対し担当の大人を一人つける制度)をはじめて導入した際、関係づくりやコミュニケーション、ケアや行き帰りの安全面など良かった点が多々ありました。しかし、ペアに不満を感じる子供がいたり、遊びの中での自由度が下がってしまうという課題も。

 

そこで、ペアリング制度を発展させた「チーム制度」を今回試してみました。あかチーム、あおチーム、きいろチームに分けて、子どもの対応が慣れているスタッフをそれぞれにリーダーとして配置。子ども達がどのチームにその日一日所属するかはくじ引きで決定しました。

 

レストランや行き帰りなど、規律が必要な場面でチームに分かれ子ども達とコミュニケーションを密にとりながら安全と楽しさを両立させました。

 

■「Timeと子どもたちの3つの約束」について                  

今回からは子ども達と「楽しく遊ぶための約束」をしてからボランティアを開始しました。

 

子どもと大人が「人生の宝探し」という目的をもって遊ぶ上で、共通のルールを設けておく必要を感じたからです。

 

(ボランティアに参加するスタッフに伝えていた「Timeの心得(12項目)」を、「Timeと子どもたちの3つの約束」という形にまとめ直したものです。子ども達が覚えやすいようにあいうえお作文風にしています。)

 

た:たのしむ!

い:いやなことをしない!

む:むきずでかえる!

 

「むきずでかえる」が少し強引な感じがしますが、覚えやすさ重視です。笑

 

◆Timeについて

児童養護施設の子どもたちに時間とお金を提供するボランティア団体「Time」。

私たちは遊びを通し「人生の宝」を探すことをテーマに活動しています。

「宝」とは、かけがえのない思い出、信頼できる人との繋がり、そして叶えたい夢や未来への希望です。

私たちは、子どもたちと長い年月をかけて信頼できる関係を築いていけるよう、継続的な活動こそが大事だと考えています。

信頼できる大人との出逢いや様々な経験を通した関わりのなかで、子どもたちになにかしら感じてもらえたら。

そして、「自分にとっての宝物」をみつけてもらえたら。

そんな想いで活動しています。

 

◆寄付・ボランティア参加をご希望の方はこちらから

※ボランティア活動に参加したい方へ

Timeは、時間をかけて子どもとの信頼関係を築くことを大事にしています。そのため長期に渡って活動に参加していただけることが第一条件となります。

 

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